今回は西野亮廣さんの著書「魔法のコンパス」から
広告と集客についての考え方、戦略をお話していきます。
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それではさっそく参りましょう!
なぜ広告が必要なのかを考える
まずはなぜ広告が必要なのか?
そこから考えていく必要があります。
例えばお店を出した場合、どうすれば商品が売れるのか?
どうすればお客さんが来てくれるのか?
何もせずにお客さんが来てくれることはありません。
存在を発信していく必要がある。
そのために必要なのが広告です!
本が売れなくなったら次回作は出せないし、ライブにお客さんが来なければライブ活動を続けることは出来ません。
活動、挑戦を続けるために広告について考える必要があるのです!
お客さんを呼び込むための広告作り
広告が必要とはいえいい加減で適当な広告を作っても意味はありません。
- このお店に行ってみよう
- この人の活動気になるな
そう思わせる広告を作っていく必要があります!
どのようにすればお客さんが興味を持ってくれる広告を作ることが出来るのか?
それについてもう少し深堀していきます。
お客さんは広告を嫌っている
まず押さえておきたいポイントは、
お客さんは広告を嫌っているということ!
録画した番組はCMを早送りすることができる。
その機能を使っている人も多いと思います。
リアルタイムでテレビを見ていてもCMに入ると、トイレに行ったりして席をいったん外したりしますよね。
テレビに限らず、
例えばYouTubeでも広告が流れています。
しかしそれを嫌うがためにYouTube Premiumに加入している人もいます。
何を隠そう自分がそのうちの1人です。
広告をお客さんに見て頂くというのはとても難しい
ではどのようにすれば多くの人に見てもらうことが出来るのだろうか?
それは広告効果のある広告を打つことです。
ニュースになれ
広告効果のある広告を打つために押さえておかなければならないルールは、
意思決定のハンドルをお客さんに握らせること。
常にお客さんが主語になるように広告を設計することが大切です!
例えば西野さんは「えんとつ町のプペル」の広告を出す際に新聞の一面を個人で買いました。
それではこの広告のターゲットは誰になるのかを考えてみましょう。
- 新聞の読者
- コンビニなどでその新聞を目にした人
ではありません。
ターゲットは西野さんが新聞の一面を個人で買い取ったことをニュースにしたい人たちなのです。
この広告は多くの人がSNSにアップし、ある情報番組でも特集で取り上げられるほどになりました。
そしてこのことをきっかけにえんとつ町のプペルの名が一気に広まりました。
考えるべきことは、
情報を受け取った人の発信力を使う
ということ。SNSが普及した現代ではお客さんが発信力を持っています。
だからこそその発信力を最大限利用することが何よりも重要です!
ニュースを出すのではない。ニュースになるように仕掛ける
そのマインドを持つことがまず第一歩となります。
集客について考える
お店を出してもイベントを開催しても集客できなければ
それらの活動は強制的に終わってしまう。
次に解くべき問題は集客の問題です!
どれだけ広告を見てもらってもお店に来てくれなければ意味がありません。
お店に来てくれるためにお客さんを呼び込むためにどのような戦略が必要なのか?
押さえておきたいポイントは、
強いコンテンツを出せば集客できるわけではないということです。
お客さんの1日をコーディネートする
吉本興業には全国に10個近く劇場を持っています。
しかし年間を通して安定してお客さんが入っているのは大阪のなんばグランド花月の1か所のみ。
他の劇場でもテレビの人気者たちが連日出演しているにもかかわらず、お客さんが入る日もあれば入らない日もあります。
なぜなのか?
それはお客さんの一日がコーディネートできているか否かの違いです。
例えばなんばグランド花月に来てもらうためにはまず大阪に来てもらわなければならない。
しかしなんばグランド花月のためだけに大阪に来てもらうのは難しい。
でも、
- USJに行って
- たこ焼きを食べて
- なんばグランド花月で新喜劇を見て
- お好み焼きを食べて夜はミナミで呑むことができる
となれば大阪に行こうとなりますよね!
参加理由を複数個用意してあげることが出来ればハードルはグンと下がります!
例えば本屋と併設するカフェ。
本を買った後カフェに寄ってその本をじっくり読みたい人は多くいます。
本屋と併設するカフェは最近増えてきています!
前後の時間まで考えてお客さんを案内してあげることが大切になのです!
人は確認作業でしか動かない
これは集客の根幹にある現実です。
- 旅行先を決めるとき
- 本を買うとき
- 映画を見に行くとき
あらかじめある程度の情報を仕入れてからその場所に行きます。
20万円でよくわからないどこかの国にいこうとはならないし、
本を買うにしてもAmazonでレビューを見てみたり、YouTubeで本の要約をしているチャンネルを見たりしてから、
おおまかな内容をチェックして購入するかどうか決めるものです。
映画であれば予告を見たてから行くに違いない。
当たるか外れるか分からない場所には誰も足を運ばないものです。
意外に思うかもしれませんが集客はネタバレから始まるのです。
オシャレには排除の力が働く
インスタ映えというワードが巷では流行っています。
オシャレな○○、○○映えを追及しているようなお店もあります。
しかしここで頭に入れておいてほしいのは、
オシャレを追い求めることよってお客さんを逃す可能性もあるということ。
- 自分にはこんな場所オシャレすぎて立ち入れない
- 自分のセンスに自信がない
という人は多くいます。
自分もそのうちの1人なのですが喫茶店などは良い例です!
コメダ、スタバ、サンマルクなどはとても立ち入りやすいのですが、
それはインスタ映えを追及しているわけでもなくオシャレを極めようとしているわけでもない。
だからといって、めちゃくちゃダサいわけでもないちょうどよい空間デザインだからなのです!
反対にインスタグラマーたちが挙げているオススメ喫茶店〇選!
全く行くことが出来てないのです。
これがまさに排除の力が働いている典型例です。
写真を見るだけで確かにオシャレだけど、何だか1人では立ち入りにくいな~…
と感じるのです.
地域や年代、ターゲットとする人によってデザインレベルは変えていく必要がある。
ということを忘れてはなりません
まとめ
お店というのは当たり前のように立ち並んでいますが、
どの店舗も私たち消費者が思っている以上にたくさん考え抜き、
アイデアを出し賢くお店を運営しています。
お客さんを集めるためには多くのことを深くまで考える必要があると強く感じました!
お店に立ち寄った時はそういった視点から見てみることもいい勉強になりそうですね!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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