全力で向き合うということ

一人暮らしの日々
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いしかわゆきさんの著書「書く習慣」に影響され、1ヶ月書くチャレンジを始めて今日で9日目。今日のテーマは「最近泣いたこと」。これは1つパッと思い浮かんだものがあるので今から書いていこうと思う。

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会社を退職した日の話

前職場での最終出勤日、業務を終えてからスタッフの皆で飲み会を開いていた。僅か2年しか働いていない自分に対して最後にこのような時間を作ってくれただけでも有難い話だった。入社してからの思い出や今後のことについて楽しく語り合っていた。

その最中、入社直後の研修を担当してくれた先生がサプライズで来てくれた。その瞬間に大号泣。めちゃくちゃ泣いた。すごくお世話になった先生が最後に会いに来てくれたことに対して喜びが溢れた。それと同時に、その期待を裏切るような形で会社を去ることになった申し訳なさや悔しさが涙に変わった。あんなに泣いたのはいつぶりだろうか。良い人間関係の中で働くことができた自分は本当に幸せだったなと心の底から思った。

泣くというのもいろんな種類があるなと感じる。小さい頃はケガをしたり失敗したり、怒られたりで泣いていた。それが悔しさや喜び、感謝の気持ちが溢れて涙に変わる。幼稚園の卒園式や小学校の卒業式で親や先生が泣いている意味が当時はよく分からなかった。それがが今になって少し分かったような気がする。

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誰かと向き合うということ

専門学校時代、小学生のソフトボールチームの指導に携わった。自分自身も選手としてプレーしたチームだ。勝利を目指して、日々上手くなろうと頑張っている選手たちの気持ちに何とか力になってあげようと全力を注いだ。勝ったら一緒に喜び、負けたら一緒に悔しさを分け合う。課題が見つかれば一緒に練習して時には厳しい指導もしながら共に過ごした。1年に1回必ず訪れるのが別れの時だ。最後の大会が終わり、引退、中学へと進む選手たちの成長した姿を見る。一緒に頑張ってきた日々を思い返すとすごく泣けてくる。

家族でも友達でもないそんな関係でもここまでの感情が溢れてくるのだから、自分の子供にその時が訪れるとどれだけ泣いてしまうのだろうか。子供がいるわけでも結婚しているわけでも彼女がいるわけでもない今からとても不安になっていたりする。対策してどうにかなるわけでもありませんが。誰かと向き合って何かをやってきた時間はかけがえのない素晴らしい思い出になる。何にも変えられないし一生記憶に残り続けるものになる。これからそういう形での「人との関わり」をどれだけ作っていくことができるだろうか。1つでも多く作っていきたい。それが人生をより豊かに、幸せにするものになる。

24歳の鍼灸師
学生時代ケガに苦しんだ部活動生活を送ったことがきっかけで鍼灸師を目指す
専門学校入学直後は成績下位ながらもコロナ自粛期間をきっかけに成績が急上昇。国試本番では正答率8割越えで合格。グループ院に就職も2年で退職し現在は訪問鍼灸師として働きながら学生時代の思い出や現在地をブログ記事として更新中。将来は鍼灸院の開業を目指している

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