鍼灸院を開業する日を決めて見えてきたもの

鍼灸の話
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鍼灸師3年目に入って開業というものについてより深く、現実的に考えるようになった。

鍼灸師としての知識、技術、経験についてはまだまだ未熟だ。

しかし、開業についての知識はそれ以上に未熟だ。このままではいつまでたっても開業ができない。

できたとしても失敗は目に見えている。開業について学んでいく必要があると感じ何冊かの本を手に取った。

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鍼灸院をいつ開業するか

共通して書いてあったことが「鍼灸院を開業する日を決める」ということだった。

これなら知識が無くても今すぐにできる。すぐにA4用紙とペンを取り開業する日と場所を紙に書いた。

日付に関しては縁起がいい日であること、開業までのスケジュールを考えた時に現実的だったことでこの日に設定した。

今の会社を2027年11月~12月に退職し、そこから物件探し、融資の手続き、内装工事や備品調達などを行っていくとだいたい4~5か月。このあたりの時期になるかなという考えだ。

現実味が増してきた

今まで鍼灸院の開業について全く触れてこなかったわけではない。

開業資金のために貯金もしていたし何にいくらくらいかかるかも考えていた。

しかし、いつか開業できたらいいな。とぼんやりとしか考えておらずどこか他人事だった。

そんな考えが開業日を決め、紙に書き、SNSを通じて発信したことで一気に現実味が増した。

時間にしてわずか数分の取り組みが自分の中で覚悟と強い思いを持たせてくれ、今までと全く違う感覚を与えてくれた。

現在が2024年の8月。ここから約3年8か月後に鍼灸院を開業する。

きっとこの日はあっという間にやってくる。反対に3年8か月前は何をしていただろうか。

2020年12月。専門学校2年の時だ。コロナの影響を思い切り受けながらも自分なりに努力を重ね、着実に成績を伸ばしていた。

それと同時に就職についても考え始めていた時期だ。

振り返るとあっという間だったことを考えると今から3年8か月後もあっという間にやってくるに違いない。

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鍼灸院を開業するにあたって考えるべきこと

開業日を決めたことで今から準備すべきことが見えてきた。

  • コンセプト
  • 屋号
  • メニュー
  • 集客方法
  • 立地
  • 開業費用

これらの他にもたくさん準備し、考えるべきことがある。とはいえいきなりコンセプトを作れ、集客方法を決めろと言われてもどうすれば良いか分からない。

まずはコンセプト作りや集客方法などについて学ぶところからスタートだ。

何を学ぶかを明確にし、学び、行動に移す。いくつかの段階を踏まなければならない。

これに近道はなく、地道な取り組みになる。そこと向き合った先に開業が見えてくる。

そして成功があると思う。だからこそ逃げずに楽をせずに真っすぐに向き合っていきたい。

鍼灸師としてもレベルを高める

もちろんだが鍼灸師としての知識、技術も高めていく必要がある。

仮に自分の院を持ったところで患者さんを良くすることができなければ何の意味もない。

お金と時間を奪うだけだ。誰も得をしない、みんなを不幸にする。絶対にあってはならないことである。

このように考えていると無駄にして良い日は1日もないと感じる。

鍼灸院を開業し、成功した人は、経営者になった人は20代をどう過ごしたのだろうか。

鍼灸院の開業はノリと勢いなんて話す人もいるが鵜呑みにしてはならない。

開業を成功させてきた人たちは相当な努力を積み重ねてきたはずだ。それを努力と思わず楽しめているのかもしれない。

正解も不正解もたくさん存在するからこそ難しく面白い。

たくさんやることがあるので何から手を付けていくべきか。計画と順番をある程度明確にしてスケジュールに落とし込む。

どんな未来が待っているだろうか。今からできることから全力でやっていきたい。

24歳の鍼灸師
学生時代ケガに苦しんだ部活動生活を送ったことがきっかけで鍼灸師を目指す
専門学校入学直後は成績下位ながらもコロナ自粛期間をきっかけに成績が急上昇。国試本番では正答率8割越えで合格。グループ院に就職も2年で退職し現在は訪問鍼灸師として働きながら学生時代の思い出や現在地をブログ記事として更新中。将来は鍼灸院の開業を目指している

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