想いを言葉にする

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今日のテーマは「自分の嫌いなところ」について。あまりネガティブな目線で自分のことを見たことがなかった。自分の嫌いなところは周囲の目を必要以上に気にしてしまうところだ。

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誰も得しないのに直せない

昔からそうだ。自分の意見をはっきり言えなかったりこれは違うなと思ったことを意見できずに賛同してしまうことが度々あった。これで結局困るのは自分であり周りの人々である。分かっていながらも違うと思うことを違うと言えない。これを言うと周りがどう反応するだろうか、周囲からどう思われるだろうか。勝手にそんなことを考えて勝手に結末を予想する。

ただ、予想した通りの結末にはならないことがほとんどだと思う。思っているよりも悪い結果にはならないし良い結果につながることの方が多いと思う。それが分かっていても出来ない。サイレントマジョリティーという言葉を考えたのは誰だろうか。センスの塊でしかない。自分もまたサイレントマジョリティーだった。否定したくないあまりに正しくないことや自分の意と反することに対しても肯定してしまう。これは何とかしなければならない。そんな自分も自分の意見や考えを素直にはっきりと言えたことがある。それは就職の時と退職の時だった。

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自分の思いを言葉にできた日

まず就職の時の話をする。もともとは地元での就職希望で親も県内就職を願っていた。しかしながら鍼灸師という技術を追い求める職業。そこに対して一切妥協はしたくなかった自分は教師陣の勧めもあり県外就職を希望した。家族からはもちろん反対された。そうなることは自分も分かっていた。家族には申し訳ない気持ちもあった。

それでも県外で勝負したいという気持ちは変わらなかった。都会に出て遊びたいからという理由で県外を志したわけではないこと、鍼灸師として長く活躍するためにレベルの高い場所で技術を磨きたいこと。自分の考えを、想いをとにかく伝えた。そして掴みとった県外就職。あの時妥協して地元に残っていたら。それはそれで幸せだったかもしれないが一生後悔していたと思う。

次に退職する時。そうやって掴み取った県外就職で入った会社を2年で辞めることとなった。利益を最大化すべく変化をし続ける会社、その変化により会社に対して自分が魅力を感じていた部分が少しずつ消えていった。院長、マネージャーに話をした時に自分の意見や考えをしっかりぶつけることが出来るようになったことに成長を感じた。と言ってもらえた。自分の嫌いな部分を少しでも良くしようと行動はできているのかもしれない。

何でもかんでも反対したり否定するのは違うが何にせよ自分の意見や考え、想いをしっかり持つこと、伝えることはとても大切なことだ。

24歳の鍼灸師
学生時代ケガに苦しんだ部活動生活を送ったことがきっかけで鍼灸師を目指す
専門学校入学直後は成績下位ながらもコロナ自粛期間をきっかけに成績が急上昇。国試本番では正答率8割越えで合格。グループ院に就職も2年で退職し現在は訪問鍼灸師として働きながら学生時代の思い出や現在地をブログ記事として更新中。将来は鍼灸院の開業を目指している

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