いしかわゆきさんの著書「書く習慣」に影響され1ヶ月書くチャレンジを始めて今日で17日目。今日のテーマは「あなたの1番大切なモノ」。真っ先に思い浮かんだものがある。
何を大切にするか
自分にとって1番大切なモノ。ズバリはり師きゅう師の国家資格だ。免許があるということで形としてもあると言えるかな。この資格で一生食べていく。大切な人、自分の生活を守ることができる。そして身体の痛みや不調に苦しむ人も救っていく。いろんな人を守れるのがこの資格だ。専門学校入学時、ある大御所の先生は「どんなことがあっても自分の手だけは守れ」と話してくれた。
手を痛めると仕事にならない。転ぶ時も絶対手をつくなと。鍼灸師の資格を活かすために必要なのが自分の手だ。手が使えなければこの資格を誰かのために活かすのは難しい。この手で何千、何万の人を救い、何万、何億と稼ぐ。プロ野球の投手が利き腕で荷物を持ったり、バッグを掛けたりしないのと同じように我々鍼灸師もそれくらい手を大切にしなければならない。
大切なモノを守り続けるためにすべきこと
中学時代から鍼灸師を目指し、一直線に進んできた。専門学校に入学し、国試をクリアし今に至る。1つ1つの目標をしっかりとクリアしてきた。その先に目指すのは開業。50年、60年と鍼灸師としてやっていきたい。目指すべき理想の形だ。鍼灸師という仕事、資格を知ってから1年を積み重ねるごとにその資格の素晴らしさというのも強く感じる。本当に素晴らしい仕事である。だからこそ一生かけて、こだわりを持ってやっていきたい。今は順風満帆に来ている。専門学校に入って学び、国試に受かる。目指すべきものが明確だった分、目標も立てやすかった。
しかしここから先が本当に難しいと思う。目指すべきものが人それぞれだからだ。開業を目指す人、入社した院で院長を目指す人、普段は一般企業で働きながら週末だけ鍼灸師として活躍する人。様々な選択肢があり可能性がある。自分としては開業した先の目標をまだ上手く立てることが出来ていない。開業して70歳、80歳まで鍼灸師として活躍する。その間の目標を明確にするところからスタートだ。鍼灸師という資格が大切なモノだからこそ真剣に考えて納得のいく答えを出せるようにしたい。