鍼灸師を目指した13歳が夢を叶えるまでのお話#4

鍼灸の話
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第4回の今回は高校1年の時のお話をしていこうと思います

前回までのお話はコチラ

1話→鍼灸師を目指した13歳が夢を叶えるまでのお話#1

2話→鍼灸師を目指した13歳が夢を叶えるまでのお話#2

3話→鍼灸師を目指した13歳が夢を叶えるまでのお話#3

高校1年生の時も様々なことがありました。

  • 鍼灸師以外の仕事への興味
  • 鍼灸師にならない方が良いのではないかと考えさせられる出来事
  • 夢か、安定か揺らぎ続ける思い

などなど、いろいろとお話していこうと思います!

それでは早速参りましょう。

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高校入学

2016年春、志望校に合格し高校生活が始まりました。

前回お話した通り選んだ先は商業高校

今までそんなに得意ではなかった国語や数学、英語などから少し離れることができる、

そして社会に出てから役立つスキルである電卓や簿記、パソコンについてたくさん学ぶことができる。商業高校にはそんな魅力がありました。

ただ想像以上に勉強は大変でした。

パソコンはもともと興味があったのでとても楽しかったのですが簿記の学習はとても苦労しました。

今までに触れたことのない内容、言葉がたくさん出てきて毎回必死になって授業を受けていた記憶があります

簿記の学習でも電卓は必須アイテム。たくさん叩き続けてました

しかし、少しずつ理解が進み面白さも見出すことができてきました。

ほぼ毎日のように商業の授業はあったので自然とそういった内容は興味が沸き、同時に税理士や公認会計士など、商業の知識や技術を生かせる職業にも興味が沸いてきました。

部活動ではハンドボール部に入部。練習時間は3時間弱、大会も初戦突破が目標のさほど強くなかったチームとはいえ高校の運動部

想像を絶するしんどさでした。朝起きたら身体が動かない。なんて日もありました。

高校時代の部活についてはコチラに詳しく書いております

3年間控えでも部活をやって良かったと思えたワケ

父から出た衝撃の一言

忙しくも充実した高校1年の日々を過ごしていました。

暑い夏が終わり、秋が過ぎ去り冬休みに差し掛かろうとしていた12月の下旬

鍼灸師の夢を揺るがす大きな出来事が起こりました

大手企業に勤めていた父が突然退職すると言い出したのです

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夢か安定か

理由は様々でした。グレーゾーンを攻めた営業に精神を病み、経済の停滞によって上がらない給料、そこに自爆営業、姉の大学進学費用の捻出が重なり家計は大変なことになっていたみたいです。

普通に働いていたはずだったのに家計は赤字へと化していた

心身共に限界を迎えた中、退職金でいったん家計を立て直す。そしてもう一度別の会社で勤める。そういった考えの中で下した決断でした。

家があり車があり,両親は普通に働き姉も自分も問題なく学校に通えている。

家計には全く問題がないと思っていたしそんなことすら考えたことのなかった16歳の自分には大きすぎる衝撃でした

家のために働くか

父は当時46歳。特別なスキルもない。再就職先のあてもない。

一家の大黒柱の収入が途絶える。それがいつまで続くかさえも分からない

鍼灸師の夢を追いかけるために専門学校に行くと決めていた自分の考えは一気に変わりました。

  • 早く就職して家を安心させたい
  • 自分が専門学校に行くことでより大変な事態になってしまう
  • 商業高校なので就職というハードルはさほど高くなく、サポートも手厚く就職率も高い
  • 鍼灸師の夢を諦めて家のために働こうかな

そんな思いが強くなりました。

進学を後押ししてくれた母の言葉

様々な思いや考えが巡る中で

やっぱり就職した方が良い?

母にそんな質問を投げかけました。

絶対的にそっちの方が助かるに違いないと思ってはいたのですが、

母は自分がやりたいことをやっていいよと言ってくれました。

実は母親も同じ年に大手生命保険会社を退職。非正規で働いている。という状態でした。

母親は非正規雇用、父親はいつ仕事が見つかるか分からない無職の状態になる。

そういった状況の中で口にしたその言葉には物凄く重みを感じました。

親のせいで夢を諦めさせたくない。そういう思いがあったからこそかけてくれた言葉だったのだなと思います

揺らぎ続ける思い

自分の夢はまだまだ続く。そこに希望を感じながらも鍼灸師という仕事で稼いでいく。というのはとても難しい。というのが自分の印象でした

鍼灸師についてネットで調べると稼げない。やめとけ。そんな言葉ばかりが並んでいました。

周りには鍼灸師になりたいと口はしていましたが

  • もっと稼げる仕事をした方が良いのかな。
  • 大学行けば、簿記やパソコンの専門学校に行けば鍼灸師より稼げる仕事に就ける。
  • 簿記やパソコンも授業を通して面白さを感じるようになったしそっちの道を極めるのも1つかな。

頭の中は鍼灸師以外の選択肢でいっぱいでした。

自分にとって正しいと思える選択肢はどれか?悩み続ける日々でした。

夢を取るか?安定を取るか?思いは揺らぎ続ける中あっという間に高校1年は終わりを迎えたのでした。

まとめ

今回はここまで

様々な出来事をきっかけに思いが揺らぎ続けた1年間でした。

ここでの出来事は鍼灸師になった今、覚悟を持って働くことができていることにも繋がっています。

次回は高校2年生、3年生の時のお話をしていこうと思います。

鍼灸師になる思いが固まるまで、そして入試のお話

今回に続き様々なことをお話しできればなと思います

最後までお読みいただきありがとうございました!

24歳の鍼灸師
学生時代ケガに苦しんだ部活動生活を送ったことがきっかけで鍼灸師を目指す
専門学校入学直後は成績下位ながらもコロナ自粛期間をきっかけに成績が急上昇。国試本番では正答率8割越えで合格。グループ院に就職も2年で退職し現在は訪問鍼灸師として働きながら学生時代の思い出や現在地をブログ記事として更新中。将来は鍼灸院の開業を目指している

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かげひなたブログ

コメント

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